家賃料金を引き下げることと考えられるデメリットとは

アパートの空室対策の1つとして「家賃料金を下げる」という方法があります。すぐに実行できるものですから、現実的に検討されている経営者の方もいらっしゃるかもしれません。メリットはもちろんあるのですが、合わせてデメリットと言う点も考えた上で進めていただくことをおすすめしたいと思います。

そこで、具体的なデメリットについて考えていきましょう。

■収益性の問題について
当然ではありますが、家賃料金を引き下げることによってその収益も下がってしまいます。現在、アパート経営をしているという方の中で空室がかなり目立つというケースには有効的ではありますが、それ以外の場合には下がってしまうということになるでしょう。

■修繕費の捻出問題について
老朽化対策などで修繕を考えていると言うアパート経営者の方もいらっしゃるでしょう。だからこそ、時間がかかる修繕の「前段階」として家賃を引き下げるということもあるかもしれません。しかし、収益が鈍くなってしまったからこそ、修繕費が捻出されないという可能性も考えなくてはありません。

修繕費が出せないということは、老朽化に拍車をかけてしまう結果につながりかねませんので注意が必要です。

■再びの引き上げは難しい
時代に合わせて家賃料金を調整するということもあるでしょう。しかし、一度引き下げた家賃料金に対しては再び上がることは難しいのです。入居者の理解を求めるのは厳しいという現実的な部分があるのです。

■家賃料金問題とアパート経営について
空室が目立つからと慌てて家賃料金を引き下げるのではなく、冷静にデメリットについても考え総合的に「どちらが有効的であるか」を考える必要があるでしょう。対策について他の手段があるのか否かも検討しておきましょう。